50歳からのギター三昧

挫折を繰り返してきた男のギター日記

ひたすらクロマチックスケール

どーもこんにちは!札幌は寒の戻りを喰らい深夜にかけて雪が降りました。東京では桜が満開🌸という時に北海道では未だに雪が降ります⤵️

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俺は雪が大嫌いです🙅‍♂️なのに今札幌にいることが不思議でなりません。出来ることなら南に住みたいと思いながらも雪国生活から抜け出されないジレンマです💦

冬は部屋にこもってギターの練習三昧‼️なーんて思うけど、生きていくためには外に出ないとならないし雪かきしないと車が埋まるし😓

さて、そのギターの練習について俺が今取り組んでることを書きます。

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俺はギター歴は恐ろしく長い(35年くらい)けど、笑えないくらい下手くそです。でもその長い時間の中でコードとか少しの弾き語り的なことはやってきたので、弾いている"フリ"だけはできます。笑

でも"フリ"ではもう嫌なので本気で練習に取り組んでる毎日です。本気なので基礎からキチンとやり直そうと思い、今はコードとか一切練習せずにひたすら毎日クロマチックスケールだけを延々とやってます。

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その理由は、今俺は「龍藏」さんという方からギターを習ってるのですが、彼は今は抜群のソロギターリストとして名を馳せてます。彼に対して一番共感できる部分があって、彼は大学に入ってからギターを始めたとのことですが、ギターリストにはよくある話の「小学から始めた」とか「中学から始めた」と違って「それなりに私生活も忙しくなってから始めてる」というとこ。俺も社会人になってからギターを始めてるけど、学生時代と違って「無限に自分時間」があるわけじゃ無い中でのスタートなのです。

学生なら飯の時間以外はギター三昧でいても怒られないし、学校も休もうが遅刻しようがある意味勝手。社会人だとそんなことしてたら途端に仕事失うか、信用ど底辺になるか。仕事終わって疲れて帰ってから朝までギターなんてあり得ないのです。

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その龍藏さんは、ギター始めた当初親父さんから習ってたらしいけど、その指導では「1年間はひたすらクロマチックやスケールだけを練習しなさい!」だったらしいです。一切の「曲弾き禁止」まであったとか。しかしその1年くらいの時間のおかげでその後の音楽人生がスタートしてるわけなので、それは真似しない手はないでしょう!師匠(と勝手に呼んでみる)の進んだ道をトレースしてみようと考えたわけです。

龍藏さんから習うようになってそろそろ2ヶ月。この2ヶ月間は毎日ひたすらにクロマチックをやってます。それまで通ったりしていたスクールでは「好きな曲を練習しましょう」だったけど、それだと俺は上手くなれないってことに気づいたのです。その「好きな曲」だけを練習するって結構飽きます。しかも一曲全てを練習するわけじゃなくて、最初のイントロに数回のレッスンを費やすわけで、日々の練習が「好きな曲のイントロ」だけの繰り返しとかになるわけです。これは飽きますよ。というか挫折しますね。なので数ヶ月経って気づくのは、結局イントロしか弾けない自分が残るわけです。他になにもできないのです。

挫折は「飽きる」ことから始まります

龍藏さんのやってきた道だと、ひたすら基礎練習だけどそれが結構面白いやり方で教えてくれるのです。なので気づくと2時間近くやってるときもあります。飽きないか?と思われるかもしれないかど、ただやってたらきっと飽きます。だけどクロマチックでも課題がちゃんとあって、それ目指して練習していくと、ある日その課題ができるようになっている自分がいるわけですよ。曲は相変わらず弾けないですが、だけど中途半端に曲習ってもどーせその曲しか弾けない人になるのは知っているので、なので基礎習ってどんな曲でもこなせる技術をまずは身につけたいと思っているわけですね。

ということで、これを半年〜1年とやっていった先には何が待っているのだろう?と考えますが、全く想像できないけど、少なくとも今よりはギターを弾くための指使いは上手くなっていると信じています。

今年の1年を基礎練習に費やしたとしても、絶対に無駄な時間にはならないはずです。龍藏さんも大学時代の1年間は曲を一切弾かずにスケールだけやっていたとのことだけど、それから10年もしないうちに一流のミュージシャンになってます。

ということで、学生のようには練習時間は取れない50歳ですが、基礎練習に燃えてる俺です。