50歳からのギター三昧

挫折を繰り返してきた男のギター日記

ASTURIAS TRAD D Reverenceについて

こんばんは!

買いましたよ、買いました!悩み悩んだ1週間を経て、ようやく「弾いて弾いて弾きまくる」ためのギターを買いました😙!購入したのは前回の記事でも書いた「ASTURIAS TRAD D Reverence」これです。

ASTURIAS TRAD D Reverence

試奏で大体の感触は掴んでいたけど、いざ自分のものになるとまた重厚感が増すね〜

俺が買ったモデルは44700番台でASTURIASのサイトからシリアルNOで製造年が調べれる。んで調べてみたら2021年(令和3年)の製造だった。まだ3年じゃん!先に手に入れていたHeadwayのHF-FUYIZAKURA’20は2019年製なので(Headwayの場合2020年モデルといっても前半に販売されるのは前年度の後半に発表販売されている)それに比べたら若い若い!

さすがTRADシリーズ。どの角度から見ても「ざ・シンプル」逆にこの潔さは飽きないかもね。むしろ派手な装飾って初めはめっちゃテンション上がるけど✨、それ毎日見ていたら違う派手なモデルに目移りするかもしれない。なので逆にどシンプルな方が長く持てるかも。

このモデル(TRAD D)は、ASTURIASのサイト説明では「1934~1938年の数年間に製作されたオリジナルヴィンテージMartinのドレッドノートスタイルをベースとし、ブレーシングパターンにASTURIASでは初となるフォワードシフテッド・スキャロップド・Xブレーシングを採用」なんだって。つまりASTURIASでは基本的にはXブレーシングは使ってないってこと?そう言われればサイトなどで垣間見えるブレーシングはXじゃないかも。

ビンテージMartinをモデル(コピー)してるのだね。ビンテージなんてなかなか手に入れれないし、仮に手に入れれたとしても管理やメンテナンス、はたまたリペアとか大変そうで、とても「ガシガシ弾く」なんてできないけど(もったいないから)コピーモデルならある意味無敵だね。

コピーとはいえどもそこは長年ギター制作をしてきたASTURIAS。作りはしっかりしているし、材などのシーズニングも現在の基準でちゃんとしてるはず。音色やインスピレーション的なものはとことん研究して追求しているだろうから、ビンテージルックなだけじゃない本物がASTURIASにはあるのかも。

いざマジマジと眺めてみると、まずヘッドがシンプルですねー😑。形状もMartinっぽいし大きさも細身だし。ペグはゴトーのオープンペグでレトロ感満載だけど、トップの細さゆえに少し窮屈な感じ。ロゴなんて昨今はゴージャスなインレイが多い中、ASTURIAUの文字のみ!潔すぎだ🙃

指板のインレイもスノーダストっぽいやつ(ダイヤモンド・スクエアというらしい)でフレットサイドのポジションマークは5Fからしかない。最近は3Fから始まってるのが多いのにね。だけどここにちょい辛口な意見を!ポジションのマークが5Fからなのは別にいいんだけど、じゃあ3Fはツルンとしてるはずじゃん?だけど光が当たる角度ではなんか一度穴開けた風な跡が見えるんだよね。そこを埋めて黒で塗装した感じ。これどうよ?別なシリーズの指板と共通部品なのか?んでTRADシリーズに使うときに穴埋めしてるとか?

〈後日追記〉

島村楽器からASTURIASに質問してもらったら

『初期ロットのみがこの仕様になっているそうです。理由としまして、アストリアスの創業メンバーで伝説的名工の藤原さん(現在は引退)が初期ロットのみ間違えて穴を空けてしまった事が原因でそのロットだけが埋め直しで製作されたようです。よって他のロットは埋め直ししてはおりません。また、適切な埋め直しをしている為、演奏や使用するにあたっては問題ない筈です。との事でした。メーカー側も良く気付かれましたねと驚いていた次第です』

とのことでした!初期ロットで、しかも藤原氏が手掛けてたと聞いたら逆に希少価値高くね?みたいな(笑)愛着度が増し増しになりました。

見えるかな?この部分に穴の跡があるのです

俺てっきり「本当は3Fにもマークあったけど間違って黒塗りしたんじゃない?」と思って、ネット中のTRADの指板横の画像探しまくったさ。確信的な答えは得れなかったけど、うっすら見える画像では3Fのマークはなかった。なのでTRADシリーズは3Fマークはない!と一応断定。俺のだけない訳じゃないならまあいいか・・と。

ASTURIASのTRADシリーズは、トップだけラッカー塗装でサイドバックはウレタン(ポリウレタン)なのです。なのであの憧れの「ウェザーチェック」がトップには発生するのかも。サイドバックはプレイヤーのこと考えてのウレタンなんだって。けど最近はラッカー塗装っても下地にウレタン吹いてからラッカー仕上げしてるものもあるらしいので、このTRADが純ラッカー塗装なのかはちょいと不明。

これが我が愛機になったTRAD Dです

あと、家に帰ってからまず真っ先に弦交換をしました。付いていた弦はどこメーカーかはわからないけど、なんか部分的に錆びてたんだよね。多分だけど色々な人が試奏とかしたのかもしれないし、わずか3年だけどすでに3年も張りっぱなしだっただろうから、サクッとエリクサーのミディアムライトに交換しました。

ビンテージ風にロングサドルだったりと、なかなかこだわった感じのギターです。ブリッジピンがプラスチックなので、次回の弦交換の際には何か違うピンを使ってみたい(エボニーとか)と、自分色に染め上げていこうと思っております。

 

まずは「弾いて弾いて弾きまくり」ですね。

下手くそなのでとにかく「毎日弾く」ことを心がけてます。